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矢田建設のブログです。

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2021/12/27

2021年はこんな年だったと振り返ってみました

2021年もあと数日となり、今年1年どんな年だったかを振り返ってみました。

思えば、2020年の2月から始まったコロナとの戦いは、2021年12月時点でも今だに戦い続けています。

それでも、世の中は少しずつ1歩を歩み始め、2021年はワクチン摂取が始まり、オリンピックが開催され、秋から新規感染者が減少傾向に傾き始めました。

しかし、今も尚、変異株の脅威が払拭できることはなく、引き続き感染対策を講じながら、前へ進んでいかなくてはいけません。

そんな2021年度に浮き彫りになったあらゆる分野の「もの不足問題」を考えてみます。

半導体の不足問題

半導体は2020年のコロナ禍早々に浮かび上がった不足問題でした。2020年は日本以外の世界各国でロックダウン、緊急事態宣言が発令したこともあり、不要不急の外出から自宅での需要が高まったゲーム機やパソコン。

さらに、公共の交通機関を利用しないことを考え、車を新たに購入する需要が高まったのに対し、半導体を製造している工場の休業等により供給が追いつかず、半導体の製品不足が浮き彫りになりました。

日本でも争奪戦になったゲーム機は今だに品薄状態となっており、半導体不足から拍車がかかっています。

また、各ディーラーも半導体不足の影響で新車の納期の目処が立たない状態が続いています。

通常は数ヶ月で納車をされる新車ですが、1年以上待ちの車種もあり、自動車の減産などの対応をせざるを得ません。

ウッドショック、給湯器不足、トイレショック

住宅業界も不足問題が変わらず続いており、ウッドショックは、新築住宅やインテリア、家具にも影響が続いています。

さらに、8月頃にベトナムのロックダウンによって、ベトナムに工場のあるトイレショック、給湯器ショックにも繋がりました。

こちらも現在いつ供給ができるのか目処が立っておらず、筆者自身も給湯器の交換を検討しておりますが、かなりのお客様が待ちの状態となっており、いつ納品されるのか正直わからないと設備屋さんから言われたばかりです。

これだけに留まらず、もの不足は食品業界にまで波及しています。

外食産業まで影響のあるコンテナショック

つい先日、大手ハンバーグチェーンによる発表で、フライドポテトの販売を12月24日から30日までSサイズのみとする旨リリースされました。

理由は、原料となるジャガイモの輸入の遅延と、輸入先の水害被害が影響してるとしています。

輸入の遅延に繋がるのは、コンテナ不足問題に直結します。巣篭もり需要から、船のコンテナで運ぶ荷物の量が8%増加をしましたが、一方で人員の確保が困難な状態です。

コンテナは世界中で使い回しており、どこかの国で荷物を降ろすのに滞留してしまうと、別の国では必要なコンテナが確保できず、結果的にコンテナ不足が芋づる式となってしまいます。

じゃがいもの輸入もこのコンテナ不足による遅延のため、一時休止という対応を決めたとされています。

もの不足はいつまで続くのか

世界的にももの不足問題は深刻となっていますが、2022年度は解消されるのかどうか・・様々な分野の方が予測をしております。

2021年はワクチンも加速し、人々が感染対策を講じながらも少しだけ日常生活に戻ったような気持ちになれた期間もありました。

新たな変異株に対しては十分気をつけながらも、2022年度も引き続き矢田建設ならではの取り組みを進めていこうと思っております。

お客様、職人の皆さん、社員の方々、地域住民の方、お取引の企業様、本年は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

来る年もさらなるサービス向上を目指し、より一層の努力をしてまいりますので、変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

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